群馬で暮らす-2021年移住希望地ランキング-群馬は何位?
こんにちは。シンクホームの割田です。
今回は地方移住のお話です。
群馬の良さについても触れているので、群馬県民の方にも見ていただきたいと思います。
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オンライン化による地方移住のススメ
2020年のコロナ禍から、会議やセミナー、相談会などのオンライン化が急速に進みました。
企業のテレワークも浸透し始めた中、地方移住への関心がより高まったように思えます。
政府も地方創生を目的として地方への移住をさらに後押ししています。
シンクホームでも実際に、首都圏からの相談があり、群馬で新築を建てて暮らしながら、仕事はテレワークで今まで通りに行っているという方もいらっしゃいます。
以前から、地方に移住しつつ、新幹線などで首都圏の職場に通う…というスタイルで暮らす方はいらっしゃった方と思いますが…
オンラインが当たり前の世の中…
より一層、地方移住の希望者が多くなるのではないでしょうか?
地方移住の相談は…
都市住民への地方移住・情報提供を行っている「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」という団体があります。
そちらの団体で、毎年行われている調査があります。
『移住希望地の調査』です。
2021年版 移住希望地ランキングが発表されました。
地方移住の相談件数はコロナ禍による影響で2020年は数字が落ち込んだものの、オンラインでの相談会やセミナーの実施により2021年にはV字回復。
2021年の相談件数は開始以来過去最高の件数となったようです。
気になる群馬県は、一体何位となっているのでしょうか?
2021年移住希望地ランキング!(対象:窓口相談者、期間:2021年1月5日~12月26日)
第1位 静岡県 (1位)
第2位 福岡県 (4位)
第3位 山梨県 (2位)
第4位 長野県 (3位)
そして、
第5位 群馬県 (10位)
※()内は2020年の順位
群馬の魅力とは⁉
2020年には第10位だった群馬が5ランクアップの第5位。
群馬県民としては喜ばしいことですね。
それでは、群馬の魅力とは何でしょうか?
・東京から100㎞圏内
関東の北西部に位置する群馬県は東京から100㎞圏内にあり、アクセスについては十二分。
南部には平坦地が広がり、北部・西部には山地が広がる内陸県。
海が無いのが残念ですが、山、湖、河川と自然にあふれ、大人の趣味遊びにも子育てにも、抜群の環境といえるところです。
・暮らしやすい群馬県!
物価水準は全国で2位の安さ(東京は47位)
群馬は格段に物価が安いと言えます。
群馬県の土地価格の平均はおよそ14万円/坪 ※2021年基準地価の県内平均
土地価格の安さは全国21位!土地がまぁまぁ安い!
物価が安く、土地も手に入れやすいため、マイホームを手に入れやすい!
自然に触れながら、マイホームでのびのびでできる環境は子育てには抜群!
・災害が少ない!
そして、自然災害の被害が少ないというのも暮らしやすさの理由と言えます。
過去の震度4以上の地震発生件数は関東一少なく、東京の1割程度の件数。
年間の日照時間は全国第4位で晴れの日が多く、台風などの被害もほとんどありません。
東京で新築、群馬で新築
長期固定金利の住宅ローンフラット35の住宅支援機構による調査があります。
土地の取得から注文住宅を新築された方の費用などの平均です。
住宅面積 (㎡) | 敷地面積 (㎡) | 建設費 (万円) | 土地取得費 (万円) | ひと月当たり 返済額(千円) | |
全国 | 111.1 | 219.1 | 2,961.2 | 1,436.1 | 119.5 |
東京都 | 98.5 | 110.3 | 2,648.0 | 3,462.0 | 163.1 |
群馬県 | 113.4 | 304.8 | 2,920.4 | 781.7 | 101.3 |
東京と群馬で、分かり切ったことではありますが、土地取得費に大きな違いがあります。
また、土地の広さについてもこの金額差で倍以上、群馬の方が広くなります。
建物自体についても、土地に掛かる費用が少ない分、建設費に掛けられる費用が多くなります。
そして、月々の住宅ローンの支払いをなるべく安く抑えることができるのは、とても魅力的で、大きなメリットと言えるでしょう。
いかがでしょうか?
東京で家を建てるのと、群馬で家を建てるのでは、金額や広さなど、このような違いがあります。
群馬への移住支援も充実!
「群馬県移住支援事業」を活用すると、世帯で100万円。さらに、18歳以下のお子さん1人に付き30万円の支援金が出ます。
政府からの後押しもあり、県内の全ての市町村にて移住支援を行っています。
詳しくは、適用条件などありますので、各市町村にてお問い合わせください。
群馬で家を建てるなら、どんな家がいいのかな?
全国で比べて、土地の価格はまずまずの安さ。
それなりの土地を買って、平屋を建てるのがオススメです。
立地としては、前橋や高崎の市街地はもちろん、郊外に出たとしても主要な幹線道路などはキレイに整備されているため、買い物やお出かけに不便は感じません。
平屋だからと言って、とにかく大きな土地が必要なわけではありませんので、必要十分な大きさで、ちょうどいいサイズの平屋が、一番暮らしやすいと言えます。
予算を必要十分に抑えつつも、太陽光発電を取り入れるなどして、日照時間が長いメリットを活かす、という方法もアリかと思います。
群馬は地震が少ない、という話もありましたが…
そのために、地震保険料が全国で最も安い県となっています。
そもそも、地震保険への加入率も低いようです。
耐震の性能のことなど、その辺りをどう考えるかで、予算に違いが出てくるでしょう。
ちなみに、耐震性能とは別に、平屋は二階建てよりも地震に強いとされています。
高さが無い分、建物へ伝わる揺れのチカラも少ないからです。
おわりに…
東京圏から程よい遠さで自然を満喫できる群馬県。
田舎でありながら関東で、通勤も可能な範囲…
そんな理由で群馬が上位に入ってきたのではないでしょうか?
ランキング上位の静岡や山梨のように、富士山を眺めることはできませんが、群馬にも赤城・榛名・妙義の上毛三山に、谷川連峰という立派な山々があります。
他県から来た方に「群馬はとにかく風が強い」とよく言われますが、赤城おろしなどの「からっ風」は群馬の名物と言ってもいいものです。
そんなところも好きになる気概を持って、群馬に移住してみませんか?