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長期優良住宅はダメ!!-快適な暮らしと家の性能-

 

「長期優良住宅にすれば、省エネで快適な暮らしができる」

それは間違いです!

 

いきなり前回のブログから矛盾するような内容になってしまいましたが…

 

“長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅”

 

ですが…

認定を受けているからと言って“=(イコール)快適な家”ではありません。

 

〈INDEX〉

◇えっ⁉長期優良住宅=快適な家でしょ⁉

◇最高等級という罠⁉

・次世代?最高等級

・23年ぶりの新設!

・国の基準より民間基準?

◇実際の住み心地はどうなの?

◇結局、長期優良住宅はダメなの?

◇失敗しないために?性能はどこまで目指す?

 

 

 

えっ⁉長期優良住宅=快適な家でしょ⁉

 

快適な家とは“冬あたたかく夏すずしい家”ということですよね?

 

そのためには、省エネ設備はもちろんですが、断熱性能が高くなくてはいけません。

断熱性能を高める目的は冬の冷たい外気や夏の日差しなどによる熱から室内の環境を守ることです。

 

長期優良住宅の認定基準で求められている断熱等性能等級は『等級4』を満たすこと。

しかし…

この『等級4』という基準、『次世代省エネ基準』に準じたモノで、これは平成11年(1999年)に作られたものです。

 

「えっ、平成11年の基準⁉」

なんて思いませんか?

そうです。なんと20年以上も前の基準が使われています。

 

そんな昔の基準で建てられた家だとどうなるのか…

“冬さむく夏あつい家”となります。

 

“最高等級”という罠⁉

 

少し断熱性能の話をします。

 

次世代?最高等級?

実はつい最近まで、この等級4が国の定めている最高等級でした。

「次世代の省エネ基準を満たした家!」「最高等級の断熱性能!」

と言われたら…

「あぁ良かった!それなら快適な暮らしができる。安心な家だね。」

なんて、決して思ってはいけません。

 

そんな謳い文句の住宅会社は信用してはいけません。

 

「次世代」「最高等級」なんて謳っても、それは20年以上も前のモノだからです。

 

23年ぶりの新設!

 

2022年4月、実に23年ぶりに国による見直しが行われ、新たに『等級5』が新設されました。

この4月から等級5が最高等級になったというわけです。

これから『最高等級達成!』と謳っている住宅会社があれば、それは等級5を満たしているということになります。

それでも、安心しきったりせずに気を付けるべきことがあります。

 

国の基準より民間基準?

 

民間団体の定めている断熱性能基準でHEAT20(ヒート20)というモノがあります。

このHEAT20にはG1~G3という3つの基準があり、一番下のG1でも等級5よりも性能が高く設定されています。

 

国の定めた最高等級よりも、もっと上の性能を達成している家が世の中にはあるということです。

 

ちなみに、この国の定めた基準も年内にはさらに『等級6』と『等級7』が新設されるとのことです。それぞれ、HEAT20のG2とG3に準じた基準となるようです。

 

等級6・7の新設以降での『最高等級達成!』の謳い文句は、もう信じて大丈夫です。

間違いなく“冬あたたかく夏すずしい”快適な家となるでしょう。

 

実際の住み心地はどうなの?

 

もう少し断熱性能の話です。

 

等級6・7は間違いなく快適な家になるということはお分かりいただけたかと思いますが、等級4と等級5、そして等級6、等級7…実際にどんな違いがあるのかは、よく分かりませんよね?

 

目安として、冬の最低体感温度というモノがあります。

冬の最も寒い日でも、体感で表にある温度以下にならないだろうというモノです。

 

 断熱等級 

 冬の最低体感温度 

等級4

おおむね8℃を下回らない

等級5

おおむね10℃を下回らない

等級6

おおむね13℃を下回らない

等級7

おおむね15℃を下回らない

※地域区分6の場合 ※地域区分:寒冷地と都市部を比べて寒暖差があるため地域毎に性能基準が分けられている。山地などを除く関東の都市部は主に地域区分6。

 

等級4で、最も低くても8℃以下にはならない…

と言っても、8℃は寒いですよね…

 

等級4と等級7では、2倍近く体感温度が違うということです。

 

結局、長期優良住宅はダメなの!?

 

始めにダメとは言いましたが、そうではありません。

 

長期優良住宅は、税の優遇などのメリットはもちろんのこと、省エネ性や耐震性などの快適さと、それを維持する計画を立てた家で、長く安心した暮らしをできるよう目指した家です。

 

ただ、断熱性能の等級4という基準が古いというところが問題なのです。

ここまでで、長期優良住宅だからと言って、=快適な家ではないということがお分かりいただけたでしょう。

 

しかし、基準はあくまでも基準、それ以上の性能を達成して認定を受けている家はいくつもあります。

 

要するに、きちんと確認する!ということです。

 

長期優良住宅だからと言って安心しきったりせずに、断熱の性能はどうなっているのか?等級で言うと?性能自体の数値を見ても理解しきるのは難しいことかもしれませんが、具体的に確認をすることが大事となります。

 

失敗しないために?性能はどこまで目指す?

 

これから家づくりをする上で、長期優良住宅の認定を取得しようと考えているなら、メリットのあることですので、ぜひ検討すべき項目の一つと言えます。

ただ、基準を満たすだけの家づくりではいけないということがご理解いただけたことでしょう。

 

あたらしい家での生活が、“快適な暮らしであること”という想いはしっかりと持ち、住宅会社にもしっかりと伝えることが重要です。

 

 

等級別に体感温度でこのぐらいという数字上のお話がありましたが、要するに住み心地はどうなの?とは思いますよね。

 

リアルな住み心地を確認するための、いい方法があります。

それは、“実際に住んでいる人に聴く”ということです。

 

シンクホームでは、家づくりを始めた方に、まずオーナー邸見学のご案内をしております。

オーナー邸の見学で、実際にシンクホームで家を建てて暮らしているオーナーさまのお宅に訪問し、実際の住み心地や動線などの使い勝手をご体感いただきます。

「全然寒くない」

「こんなに暖かいんだ!」

「エアコンはここだけ?」

「暖房はコレがいいなー」 など

 

オーナーさまのリアルな声を聴くことで、家の性能をどこまで目指せば良いのかが、より明確にご体感いただけます。

 

 

等級6、等級7を目指すことが、必ずしも絶対とは言いません。

なぜならそれだけ費用が掛かるからです。

 

 

予算があって、どんな希望を叶えて、どんな暮らしのできる家づくりを実現するのか…

そして、断熱性能についてどこまで目指すべきなのか…

 

オーナー邸見学でしっかりと住み心地を体感して、あなたの想いを確認しましょう。

 

 

ご相談はお気軽に。

 

2022年05月10日 | カテゴリー:
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