失敗しない家づくり■コンセントで後悔しない!
『後悔』と言うと大げさかもしれませんが…
家を建てた後に、
「こうしておけば良かった」
「ここにもあれば良かった」
と思うもの…
それが『コンセント』です。
コンセント問題は、建ててから、住み始めてからこそ分かるもので、なかなか厄介です。
今回は…
忘れがちだけど、あると便利なコンセント位置の話と、コンセントで後悔しないためのポイントをお話します。
[INDEX]
あると便利なコンセント その①シューズクローク
最近は充電式のモノが増えてきましたよね?
電動自転車に、DIY用の電動工具など、
家の外で使うものの充電用に、
シューズクロークなど、
玄関すぐの収納スペースにコンセントがあると、とっても便利です。
あると便利なコンセント その②キッチン調理スペース
調理家電のちょい使いや、
レシピ動画を観るためのスマホやタブレットの充電など、
調理スペースの立ち上がり部分などにコンセントがあると、使い勝手は抜群です。
あると便利なコンセント その③ダイニング
食事をするダイニングテーブル付近のコンセントは、
ホットプレート用などのために、高めに設置することも有用です。
または、床に埋め込むという方法もあります。
あると便利なコンセント その④ネット回線用
ネット回線のルーター用のコンセントはどこに設置するのか…
置き場所も含めて、ご自分でもよく考えておきましょう。
収納庫に収めるという方法もあります。
あると便利なコンセント その⑤掃除機用
最近はコードレスの掃除機が主流となっています。
収納スペースなど、
掃除機を置き場をよく想定してから、位置を決めましょう。
あとは、ロボット掃除機を使いたいと考えているのであれば、
基地となる場所をよく考えておきましょう。
コンセント位置を決める上で大事なコト
家づくりを始めて、間取りができて…
打ち合わせが進んでいくと、
コンセント位置の打ち合わせがあります。
大事なのは『よく想像するコト』です。
間取りや3Dのパースなどを見てイメージを膨らませ、
どんな暮らしをするのか…
どんな家電があるのか、リストアップしてみるのも良いかもしれません。
子ども部屋のコンセントも、
将来スマホやタブレットなど、必要なコンセントが出てきますので、
必要十分な数を検討しましょう。
どこで、何を使うのか…
今後、どんな家電が増えるのか…
とにかくよく想像して考えることが大事となります。
コンセント豆知識 +α
先にも少し触れていたことではありますが…
コンセントの高さはご自分でも決められます。
高めに設置する必要があれば、よく相談しましょう。
そして、床用コンセントという方法もあります。
他にも、通常2口コンセントとなりますが、
必要であれば4口コンセントにするなどもできます。
設計の段階で、
「ここには〇〇㎝の高さで」「ここはTVだからこのコンセント」など、
プロだからこその視点で設定はしております。
そこに、
自分では「こうしたい」「ここで〇〇を使いたい」と、
しっかりと要望を伝えることが大事となります。
後悔しないために…
費用として、2口コンセントひとつ2,000~3,000円程度と言われています。
これを、建ててから追加しようと思うと数万円程度掛かります。
建てる際に、
多めにつけておく位がちょうど良いかと思いますが…
結局使わないのではもったいない…
こればかりは、ご自分で決めて頂くしかありませんが…
打ち合わせの際に、しっかりと自分たちでも考えて決めることが大事です。
それが、後悔のない家づくりへと繋がります。