家づくりのお金のポイント■手持ち資金
家づくりのお金のポイント■手持ち資金
家づくりにおいて一番の悩みである、お金の不安。
お金の不安の内の一つ、手持ち資金の話をします。
すでに家を建てられた方から、
『思っていたより、現金が出ていった』
こんな話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
最近では、住宅ローンの頭金を用意せず、
教育資金など、必要な時の為に手持ち資金を残し、
フルローンで組まれる方も増えてはきました。
フルローンのメリット・デメリットはまた別の話ですが、
頭金を用意するにしろ、しないにしろ、
住宅ローンとは別で、現金での支払いが必要なことがいくつかあります。
具体的にいくらなのかというと、
もちろんケースバイケースです。
ここでは、一般的な家づくりの流れから、
現金が必要になるタイミングをご紹介します。
まずはお金の流れを把握!
土地探しから一般的な注文住宅での家づくりの流れを一例として挙げます。
一般的な家づくりの流れ
これに現金が必要な支払いのタイミングを加えると…
大まかにはこのような流れとタイミングとなります。
の枠の中は住宅ローン(つなぎ融資利用)での支払い、
手持ち資金として現金での支払いが必要になるのが□の部分となります。
一覧にすると以下のとおり
・手付金 … 土地代金の10%程度
・契約金 … 建物工事費の10~20%
・水道加入金 … ¥100,000~150,000程度
・追加工事費、家具・家電、引越し費用
その他には土地の仲介手数料や登記費用、契約時の印紙代などもあります。
あくまでも一例であり、地域などによっても変わります。
具体的な金額を挙げることはできませんが、
購入を検討している土地の金額や建物の予算から、
ある程度は予想ができるかと思います。
完成してからも、家具や家電の買い替え、引越し費用や引越し後の雑費など、
色々な出費がありますのでご注意ください。
また、住宅ローンに含むことができる項目もありますので、
よく相談しながら進めましょう。
大事なことはあなたの未来
大まかにでも、必要な手持ち資金は見えてきたでしょうか?
その手持ち資金は、本当に住宅資金として使って大丈夫でしょうか?
お子さんの教育資金や車の買い替えなど、
これから先の未来の為に、残しておくべき資金もあります。
しかし、家づくりにはタイミングも大切です。
お金の心配ばかりでは、なかなか前に進めません。
もし、あなたの家族の想いが一つなら、
まずは一歩踏み出す勇気も大切です。
必要な資金、住宅ローンの返済可能金額など、
無理のない資金計画を立てるために必ず必要なことが、
ライフプランの作成です。
ライフプランの作成とは
これから先に起こるイベントと掛かる費用を可視化し、
お金の流れと適切な予算の把握を
お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)との相談によって行います。
無料にて、信頼のおける外部のFPに依頼しておりますが、
最終的にシンクホームで家を建てることにならなくても大丈夫です。
お気軽にお問合せください。