いくらかかるの? 見積書の中身を公開!
シンクホームはいくらかかりますか?
みなさんいくらで建つの? 坪単価は?と質問されますが
すいません、わかりませんが答えです。
先ず考えるのは
大切なのはあなたとあなたの家族がどんなライフスタイルを叶えたいか、どんな未来でありたいかであります。
なぜならば
家づくりの費用の計算は住宅会社それぞれでお客様の求める暮らしによっても変動するものなので結局のところ相談してみないとわかりません。
さて実際の見積もりの中身はというと
- 建物本体工事費
- 照明器具 (本体に含むことが普通ですが)
- エアコン・暖房器具
- 外構工事 エクステリア
- 屋外給排水工事
- 各申請費用・諸経費・現場監理費
- 太陽光発電
- 家具
- カーテン・カーテンレール
- 消費税
このあたりまでが住宅会社の見積もりに含まれる費用ですが
それ以外に
造成費用
地盤改良費用
建物登記費用
上水道過入金等
火災保険料
融資手数料
印紙代
家電
引っ越し費用
などなど
入居するまでには別途様々な費用が必要になってきます。
そして
その各費用が住宅会社によってまちまちであります。
まず
- 建物本体工事費とは
基礎工事から大工工事、屋根工事など住まいの主とあるべき部分であります。
でもそれだけでは住むことはできませんよね。
で、その計算の仕方も先に触れたように各社様々です。
標準仕様を決めて坪単価で効率よく計算するか、一点一点の資材をお客さんと吟味し、必要数を一本、一個積算して見積もりするのかなど方法があります。
坪単価のからくりはこちら
どちらがいいか悪いかではありませんが、各社の考え方です。
大きさ、
性能(断熱性、サッシの性能、ガラスの性能、床の種類)
換気扇の種類
設備のグレード(大理石、ステンレス、掃除しやすさ、見栄え、省エネ、節電、節水)
扉の数、形、ガラス種類
給湯設備の種類は?
ランニングコストなら電化、イニシャルコスト(初期費用)ならプロパンガス
なぜならばプロパン屋さんが無償で貸与(貸してくれる?)
- 照明器具とは
もはやLEDは当たり前ですがどんな提案を望んでいますか?
もちろん基本的には本体工事に含まれるものですが中にはアパートの天井についているような器具が各部屋一つずつなんてことも・・・
コンセントの数やテレビアンテナ、LAN配線など含まれているか?必要数は?
- エアコン・暖房器具とは
あなたの車にはエアコンはついていますか?
乗用車を購入してエアコンがオプションなんて今やありえないことです。
数千万もする住まいです、冷暖房を含めた住まいの提案を求めてください。
家の性能に応じて正しい配置と冷暖房能力の選択の提案をしてもらって下さい。
例えば家電店のカタログにある○○畳用という数字で商品を選んでしまうと高気密高断熱の家では過剰設備になる場合もあります。
無駄な出費は抑えたいものです。
- 外構工事 エクステリア
「家」と「庭」があって家庭です、建物と一緒に考えてください。
平屋で家の外と中とのつながりを楽しむ。
LDKと庭との間にデッキを設ければ、雨の日の過ごし方にもさらに広がりが生まれ、心豊かな暮らしを思い描くことができるのではないでしょうか。
こんな話もあります。
高層マンションでは秀才が育ちにくい。「断捨離」してきれいに片づいた家は子供の意欲を下げる。2500人以上を難関中学に合格させたプロ家庭教師の先生が著書の中で言われています。※出典 頭のいい子の育て方(アスコム)
虫や植物に触ったり、においをかいだり、
自然と戯れることで知的好奇心が育まれる・・
子供の成長には欠かせないことだと思うが、高層階に住んでいると階下に降りるのが面倒で、あまり外出をしなくなる。
当然、好奇心の幅は狭くなります。
- 屋外給排水工事とは
よく広告で見かける住宅価格や坪単価にはこの屋外給排水工事が含まれていないことがほとんどです。
なぜならばその土地によって大きく違ってくるからです。道路から建物までの距離、給排水設備との距離、道路の広さ、道路の舗装の種類、水道管の位置、下水道の有無、排水先が農業用水路の場合などなど 検討すべきことがたくさんあります。
だから調査をしないと算出できません。
ですが多くの会社でその土地その条件でのざっくりとした見積もりで提示されております。
いいか悪いかではありませんが下調べには労力がかかります。
- 各申請費用・諸経費・現場監理費
市町村への建築確認申請費用
設計費用
現場管理費用
瑕疵担保責任保険
長期優良住宅申請費用
構造計算費用
性能評価証明費用
気密測定費用
補助金申請費用
等々・・・ 住宅の性能を確実に担保するためには様々な費用がかかります。
これらの費用を本体工事に含めるのか、別途計上するのかは各社の判断によります。
で当然ですが会社を運営していく上で利益は必要であります。
建築会社の利益を管理費、設計費、諸経費などの項目として計上するのか本体工事の各明細まちに計上するのかも各社の判断によります。
その利益のことを粗利益と言います。
お客様から頂くお金から材料費と職人さんの手間賃を引いた残りが粗利益
契約金額ー(材料+工賃)=粗利益
この粗利益の中から会社の運営費、家賃や光熱費、お給料、税金などなどが捻出されます。
その粗利益を頂いたお金(請負金額)で割った数字を粗利益率と言います。
この利益率、一般的な工務店の場合は20%~30%ではないでしょうか。
何がわかるの?
ようするに建物の原価です。
(洋服だったら 布代と縫製費)
この場合 請負金額に対する建物の原価が70%~80%ということですね。
ちなみにですが
あの大手ハウスメーカーですとこの原価が40%~50%との事であります。
粗利益率がなんと50%~60%! うらやましい限りです。
もちろんスケールメリットを生かした大量仕入れによる仕入れ単価の差等々の企業規模の差がありますのでこれがいいとか悪いとかではありませんし経営形態もコンセプトもまったく違いますからね。
でも実際の建物はどうでしょうか?
性能を比べてみると・・・・
お客様の満足は?
この答えが工務店、中小住宅会社が選ばれ続けている理由です。
私たちはいい材料いい腕を優先しています。技術は日進月歩、弊社では新しい素晴らしい材料、商品が出ればすぐにでも即採用が可能です。これも中小のメリットですね。
仕入れ努力はもちろん努力したうえで、職人さんにも満足できる手間賃を考えております。
どんなにいい材料でもつくる人がその対価に不満を感じていたらいい仕事はできません。
どの住宅会社でも故意に手抜きをする人などいないと思いますが。
ですから
家の値段は一概には答えられないのです。
先ず一番大事なのは
どんな未来でありたいのか?
どんな生活をしたいのか?
それはなぜなのか?
を家族で考えてみることです。
車を買うときはどうしていますか?
ファミリカー?
スポーツカー?
RV車
移動できればいいとか
燃費重視ですか?
性能重視ですか? なんの性能ですか?
乗り心地ですか?
スピードですか?
安全ですか?
カッコよさですか?
見栄え?
家族みんなで楽しめる?
仕事に使う?
軽自動車を買いたくてレクサスに行くことはありません、
ちなみに私の車は
オフロード(悪路)なんて行きませんがジムニーです、一目ぼれで即決でした。
もう一台はOB邸見学でお客様を乗せるために7人乗りです。
家の性能は大切です
もちろん重要視すべきでありますし性能が住み心地=健康にも影響します。
でも性能だけが最高ならいいのですか?
燃費がよければいいでですか?
スピードが速ければいいですか?
大きければいいのですか?
部屋が多ければいいのか?
見栄えさえよければいいのか?
ではないのですよね。
結局のところ
家にかかる費用は
自分たちがどう暮らしたい
未来がどうありたいかが見えてこないとはっきりしません。
あなたの大切にしたいことは?
あなたとあなたの家族の価値観は?
それでは気の合いそうな住宅会社に相談に行ってみましょう!
でもその前に
先ずは専門家と相談してください。
FP(ファイナンシャルプランナー)
との相談を推奨します。
公平な立場の社外FPとの面談によりご自身の適切な資金計画(適切な予算)を確認してください。
なぜかと言いうと、銀行さんは貸せるだけ貸したがり、
ハウスメーカーは銀行から借りられるだけの予算でプランを提案したいようです。
これが、ローンでの生活苦や大きすぎる家、無駄な部屋など家づくりの失敗の原因です。
大切なのはあなたとあなたの家族がどんなライフスタイルを叶えたいか、どんな未来でありたいかであります。※シンクホームで紹介も可能です。
それと
家づくり成功の秘訣メルマガにて
基本中の基本のことを発信しておりますのでご利用ください。
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https://www.ecoshinku.com/mailseminar
では
あなたとあなたの家族の未来が幸せでありますように、家づくりが成功しますように祈っています。
シンクホーム 神久